top of page
​お箸の教室 活動レポート

新郷小学校放課後子ども教室での「箸教室」実施報告

実施日:2024年11月25日、15時30分~16時45分

参加者:小学生低学年(1年生~3年生)38名

指導者:鈴木道こ先生、鎌倉ヨシオ、松金久雄


昨年の秋に実施した新郷小学校放課後子ども教室での「箸教室~箸ピー」が好評であったため、今回の再実施が決まりました。

実施場所は、前回同様に新郷小学校の体育館で、正座するテーブルが12個(4列✕3列)並べられ、児童は1テーブルに4人が対面の形で正座しました。放課後子ども教室のスタッフは計6名であり、今回の38名の児童を指導されていました。


はじめに、児童が全員正座して挨拶をし、鎌倉指導員から道こ先生、松金指導員を紹介しました。

そのあと、3名に前に出てもらい、道こ先生の指導の下、箸の持ち方が記載されているパンフレットを配布して詳しい解説を行いました。


今回は代表児童3名だけに、お箸のもち方を指導しましたが、時間があれば、全員にお箸の持ち方を指導した方が、より効果的であると思います。

次に、CDから流れる「箸の歌」をみなさんと合唱しました。


最後に、今回のメイン・イベントである「箸ピー」ゲームの開始です。道こ先生の説明で、先ずは練習を行ったあと、利き手での箸使いで、一分間にピーナッツを隣の箱に運ぶゲームを行いました。この個人戦ゲームは、最初に20名、そして次に18名を2回に分けて行いました。テーブルの対面に座っていた児童(ゲーム待機者)は、大きな声で声援して、みんな熱くなっていました。


ゲームで移動したピーナッツ数を数える場合、3年生くらいになりますと、50個(1箱の中のピーナッツ)から、少ないピーナッツの数を数えて足し算したり、残りの数の引き算をすることで、算数の計算(暗算を含む)にも効果があるように思いました。

個人戦競技終了後は、各々の記録用紙に自分が運んだピーナッツの数と氏名を記録用紙に記入してもらい、これを回収しました。


次に、1人がピーナッツを10個、となりの箱に運ぶリレーです。今回は4グループに分かれて、道こ先生の号令でスタートし、終了した児童はテーブルの前側に移動し大きな声で応援して、歓喜があふれていました。

その間に、回収した個人戦の記録用紙の集計を行い、リレーが終了してから箸ピーの表彰を行いました。


今回のピーナッツ移動数の最高記録者は、85個の女子でした。3位までの児童を表彰し道こ先生から、記念品の箸置きがプレセントされました。


すべてが終了して全員で挨拶が、しっかり出来ました。

後かたづけをしていたときに、一人の女子が近付いて来て「今日はありがとうございました。愉しかったです。」と云ってくれたことは、とても嬉しく感じました。


これからも、小学生を対象にした「箸の教室」を、活動範囲や内容を改善しながら、国際箸学会の趣旨である「日本の箸文化を学び、新しい箸文化を創り、箸を通じて世界中の人と出会いの喜び・創造の喜び・達成の喜び」を普及したいと考えています。


新郷小学校放課後子ども教室関係のみなさま、今回もありがとうございました。

(松金記)

bottom of page