お箸の教室 活動レポート
所沢市立富岡公民館で、新1年生のための「親子でMy箸づくり講座」を開催
2025年3月23日(日)午前10時~12時、所沢市立富岡公民館(富岡まちづくりセンター)にて、昨年に引き続き「親子でMy箸づくり講座」を開催しました。今年は、この4月から新1年生になる子どもたちが対象で、それぞれの保護者とともに親子30名が参加しました。
初めに、子どもたちは紙芝居を見ながら、箸講師の鈴木道こ先生から、お箸の歴史やお箸という言葉の由来、お箸を使っている人は世界中にどのくらいいるかなど、お箸の基礎知識を学びました。先生の問いかけに、子どもたちは元気に答えます。お箸でどのようなことができるかを説明するために先生が卵焼きや魚の模型などを取り出すと子どもたちはびっくりしながらも大喜び! お箸の持ち方では、練習用のお箸を使って、親子で練習しました。上手に使えるお子さんが多かったことや保護者から子どもにどのように教えたらいいか? という質問もあり、箸づかいへの関心の高さを感じました。
次は、「MY箸づくり」です。子どもたちは自分の手の大きさに合ったお箸の長さを保護者に助けられながら計測し、その長さの白木のお箸(アオダモ材)にポスカで思い思いのデザインを描いていきます。始めは保護者に相談していた子も次第に自分が思い描くデザインに集中していきます。子どもたちはみんな、お箸のデザイナーです!!
約1時間後、世界に一つだけの15膳の素晴らしいMY箸が完成しました。子どもたちにとって、新入学の良い記念になることでしょう。
最後に、箱に入ったピーナッツを1分間で隣の箱に何個移動できるかを競う箸ピーゲームの個人戦、そして親子での団体戦で、大いに盛り上がりました。
新一年生の皆さん、ご入学おめでとうございます!!
※終了後、子どもたちからは「楽しかった」、保護者からは「満足」「毎年開催してもらえたら下の子のときも参加したい」などの感想が寄せられ、富岡公民館担当者の皆様はもちろん、私たち箸学会のメンバーも晴れやかな気持ちになりました。
(箸講師:鈴木道こ 指導員:中崎春恵、齋藤眞澄)(齋藤記)