箸技大会レポート
第9回箸技大会
2025年2月8日(土)14:00~
川口キュ・ポラ4F「フレンディア」
開催日時:
実施会場:
参加選手は132人(昨年は110人)で、4種目の競技者数はのべ457人。審判員も、のべ204人と過去最大のものになりました。残念ながら4つの競技記録は昨年の世界記録を上回ることはできませんでしたが、箸ピーでは円福寺愛育園(以下、愛育園)のつーちゃんが、箸リンでも愛育園のみーちゃんがすばらしい記録を出しました。そして今回の駅伝では各団体に出場2チームまでに絞らせてもらった結果、初出場の川口市立高等学校附属中学校の科学部(以下、附属中科学部)の1チームが愛育園に次いで見事3位に輝きました!
開始の午後2時が近づいたころ、司会進行役の文化放送「おはよう寺ちゃん」の寺ちゃんから「横瀬事務局長が手をあげたら口を閉じる」という新しいルールの説明がありました。昨年の反省の中に、会場がざわついてこちらからの指示が聞こえにくい場面がいくつかあったことから考えられたものです。静まれ合図のリハーサルを何回かやりました。サーっと波の引くように静かになる様は気持ちイイ~♪そして今年もオープニングは川口マイスター児童合唱団が「はしのうた(小宮山 栄 作詞)」を元気よく歌いスタートです。
一年ぶりに会った子たちの成長ぶり、いやァ~大きくなってます。
続いての選手宣誓は愛育園のあやと君です。その彼から「僕は今年箸ピーで200を超えました」の誇らしい報告とも挑発ともとれる発言に会場はどよめき、約2時間半の心地よくも白熱した競技の火ぶたが切って落とされました。
箸ピー、箸リンとも昨年から取り入れた3つのグループ(65歳以上の部・一般の部・小学生以下の部)内で競い合いました。65歳以上の部では35人がエントリー。右手左手の合計183で頂点に立ったのは、なんと!岩手県から初出場「南部まめっ娘クラブ」の有住裕子さんでした。このクラブは月に一度ご近所さんが集まって箸技を楽しんでいるそうですが、まさかこんなすごい記録を出す人が潜んでいたなんて!一般の部に49人と小学生以下の部には25人エントリーしましたが、こちらはチャンピオン・準優勝・3位は愛育園の子どもたちが独占しました。今年は例年に比べ練習時間が少なかったと聞いていますが、さすがの底力にウ~ンまいった~。
この箸ピーの予選①の後と②の後に積みピー個人戦を行いました。ここでとんでもないハプニングが!予選①の後のグループの最高記録が4個(10人)。予選②の後もグループで行い5個以上を出せばチャンピオンに決定のところが、じぇじぇじぇ、、4個が乱立。
その結果、両グループで25人ものチャンピオンが生まれてしまいました!
トロフィ~どないしょー(TT)
さて、箸リンです。一般の部と小学生以下の部はやはり愛育園が上位を独占。65歳以上の部では、スローフード粉の会の小川範子さんが部の昨年記録を破る左右合計97でチャンピオンに、準優勝は一休さんスマイルの二胡桃子さん。3位はタイで会長の小宮山さん(昨年は優勝)と箸技川口サロンの常連 深田よし江さんでした。
最後は大会の華、16チームが火花を散らす箸ピー駅伝。
愛育園まごころチームとあおぞらチームが圧倒的な強さでそれぞれ優勝と準優勝を獲得しました。驚いたのは、昨年の年末頃から箸技を始めたばかりの附属中科学部のしまうまさんとヤモリさんチームが3位と4位に食い込んだことです。この科学部は「科学の甲子園ジュニア」の全国大会で優勝をしたことのある頭脳集団!この駅伝もなにか知恵を絞った成果なのかも?このヤモリさんチームに0.17秒差だったのが朝霞市や志木市を中心に笑いヨガをやっているハッピースマイル。6位のスローフード粉の会はわずか1秒差でした。決勝には進出できなかったものの記録では7位から12位までは0.数秒差。なんという大接戦だったのでしょう!
そして今年も、アンカーを務めながら実況中継を行った寺ちゃんの文化放送チームが最下位でしたね~ 場内の割れんばかりの声援に包まれて、寺ちゃんは今年も幸せいっぱい?
表彰式では各競技のチャンピオンに寺ちゃんがインタビュー。箸リンで優勝したみーちゃんにコツを質問した時は、みんな耳がダンボになっちゃいました(中身は ヒ・ミ・ツ)。
今年のアーサー・ビナード賞には選手宣誓をした愛育園のあやと君、ベーゴマクッキーズ、附属中科学部が選出され、発売前のアーサーさんの翻訳絵本「やばっ!」がプレゼントされました。
振り返ると、今年は個人もどのチームも短期間で練習を重ねたりと真剣に取り組んでくれているのがひしひしと伝わってきました。競技が終わって緊張感がほどけた時の笑顔がみんな素晴らしかった。昨年は「疲れた~、でも楽しかった!」という感想が多かったけど、今年は「スムーズに進行し、やりやすかったです。とても楽しめました!」「また来年も参加したいです」というたくさんの声をいただきました。
運営に当たっては反省材料がいくつもあります。中でも審判員の配置ミスで空白の所があり、競技にエントリーしていた人が急遽欠員を埋めてくれました。出場していたらもしかして入賞か?という実力者もいたので申し訳ないやら恥ずかしいやら。。。
今年は大きな展示会が同じ週に重なるため、準備作業は早めに開始しました。集計などは昨年の反省が生きスムーズに行えたようです。大学生や箸タイマーの審判員、附属中科学部のみなさん、コミーから応援に来てくれたスタッフの協力があっての大成功でした。
感謝いっぱ~い!
箸タイマーぺけぺけ(徳永)