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国際交流活動レポート

出展依頼~参加決断

 2 年前にシアトル近郊の公立中学・高校3 校で日本語を専攻する8 クラスに日本の箸文化について授業を行ったことがありました。

 その際に現地で各学校と調整をして各授業でご協力頂いたNair 昌子さん(シアトルのカレッジで日本語教師・同時通訳者)から「シアトル桜と日本文化の祭典」への参加要請がありました。

 この祭典は通称「シアトル桜祭り」と呼ばれ、今回が44 回の開催となります。開催会場のシアトルセンターは、30 ほどの文化施設が集まっていて、年間様々なフェスティバルが開催されています。


桜祭り実行委員長との出会い;

 到着当日、実行委員長の佐々木様ご夫妻が我々が宿泊するホテルに来訪され、初対面でお互い自己紹介しました。

 ご夫妻のご判断とご尽力により、会場のシアトルセンター内の展示と箸ゲーム会場の二ヶ所を借りられることになりました。他の出展者は展示だけで、我々には特別に配慮された設営であることが分かりました。


桜祭り初日 箸ゲーム参加者数144 名

 午前中はフィッシャーパヴィリオンで展示やゲームの説明など行い、午後からはアーモリーホールのセンターに移動して、テーブルに箸ピーと箸リンを16 セット並べてゲームを実施したところ、1 回16 名で9 回実施でき、144 名がゲームに参加し熱中してもらいました。

 各ゲームでは、箸ピーの最高得点者に、檜の箸をプレゼントしました。参加者の中には、このゲームを買いたいが、何処で買えるかとの質問が5 ~6 名ありました。


在シアトル日本国総領事主催のレセプション

 初日終了後、総領事山田洋一郎氏からの招待で国際箸学会として招待者250 余名の前で紹介されました。シアトル市長、日本商工会議所会長などの挨拶の後のパーティーでは、三菱商事シアトル支店長や各日本企業トップとの懇談があり、国際箸学会について説明し、資料や冊子を配布することができ、とても良い機会でありました。


桜祭り中日 箸ゲーム 参加者数256 名

 佐々木ご夫妻によって設定された箸ゲームを行う場所は、アーモリーという大きなホールでフードコートが周りにあり、その中心に我々の箸ゲーム会場を設置して頂き、箸ゲームを見せる・行う・愉しむには絶好の場所と条件でした。

 我々の横には大きなメインステージがあり、そこでは連日柔道、合気道、剣道、空手、日本舞踊、合唱、琴、三味線、太鼓などが披露されていました。


 この日は、箸ゲームを1 回16 名で16 回行い、256 名が参加したことになります。来場者はファミリーでの参加が多く、親子、友人などに気軽に箸ゲームを愉しんでもらい、列ができて並ぶ状況も多くあり、大盛況でありました。


桜祭り最終日 箸ゲーム参加者数304 名

 最終日は19 回ゲームが行われ、304 名が参加したことになります。最高得点者には、檜の箸を贈呈していましたが、既になくなってしまうほどの大盛況でありました。

 全て終了後、撤収していると、シアトル珠算学院の校長先生から箸ゲームを譲って欲しいとの申し出でがあり、3 セットを贈呈しました。

 17 時半からクロージングセレモニー(うちあげ)が行われました。ステージで、佐々木様から我々国際箸学会と播州そろばんに感謝の辞が述べられ、我々はステージに上がり、それぞれが数分のスピーチをおこなって、佐々木様ご夫妻のご援助に深く感謝を申し述べ、閉幕しました。

■第44回「シアトル桜と日本文化の祭典」に箸ゲームを出展

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