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国際会議のアイスブレイクに「箸技」が採用!ついに世界への扉が開いた!?

  • 執筆者の写真: 徳永武史(ぺけぺけ)
    徳永武史(ぺけぺけ)
  • 4月18日
  • 読了時間: 7分

更新日:4月28日

記:箸タイマー ぺけぺけ(徳永)



満開の桜並木を抜けると会場のさくらタワー
満開の桜並木を抜けると会場のさくらタワー

みなさん、カイゼン・インスティテュート(K I) という組織をご存知でしょうか?

本社はスイスで世界中にブランチを持ち、製造業・食品・飲料・石油・ガス・ビジネスサービス・航空宇宙および海事などのあらゆる企業の改善コンサルティングを請け負う組織です。いまや世界語になった「KAIZEN」は、このカイゼン・インスティテュートの創設者・今井正明先生の著書がきっかけなんですね~♪

その今井先生は、なんと我が箸学会会長の小宮山さんと同じ高校の大先輩!先生の講演会を聴きに行ったり、小宮山さんが創業したKomyに来てもらったりしているうちに小宮山さんの経営哲学に興味を持っていただいたり、、うわッ 光栄!

残念ながら先生は一昨年にご逝去されましたが、カイゼン・インスティテュートは娘さんであるRisa Cox(コックスりさ)さんたちが引き継がれ現在も活発な活動を継続されているのです。

Kaizen Instituteのホームページはこちら ⇒ https://kaizen.com/



今井先生の最後の著書 Komyが「世界で最も小さいが、最も大きな志を持つ企業」と紹介されています
今井先生の最後の著書 Komyが「世界で最も小さいが、最も大きな志を持つ企業」と紹介されています


そのカイゼン・インスティテュートの年次大会であるBGM2025(グローバル ビジネス ミーティング)が、今年は研究所開設の40周年記念にあたるため日本で開催されることになりました。

そこでアイスブレイクには、ぜひ「箸技」をと依頼されたのです。

やった~!!!! 

*アイスブレイクとは緊張した雰囲気をほぐしてコミュニケーションを円滑にするための活動

会場は品川駅から徒歩6分のザ・プリンスさくらタワーのカンファレンスルーム。

22ヶ国から50名ほどの所員とそのファミリーで総勢約100名が集まり、所員とファミリーそれぞれ別室で「箸技」を行うことになりました。所員のセミナールームはもけもけ(横瀬さん)が、ファミリールームはぺけぺけ(私)が担当することなりました。しかし、2人ではとても手が足りない‼そんな時に心強いのが箸タイマー仲間。4月上旬のピンポイントの平日にもかかわらず、うるちゃん・ニコさん・たまちゃんの3名が手伝ってくれることになりました。笑いヨガで、日頃からたくさんの人をまとめ動かすことが得意な彼女たち。頼りになるんですね~~♪

春爛漫のポカポカ日和 品川駅で集合し、テクテク歩いてザ・プリンスさくらタワーへ。

まずセミナールームの広さにビックリ。ホテルで朝食をすませた参加者がポツポツ、やがてドヤドヤと うわ~全部外国人や~



「箸タイム」と記録表をテーブルにセットして回る たまちゃん
「箸タイム」と記録表をテーブルにセットして回る たまちゃん

うっわ! ドカドカ来ましたね
うっわ! ドカドカ来ましたね

Risaさんの開会宣言のあとは、もけもけが登壇。今日の箸技ゲームのやりかたと後半のパネルデスカッションの題材であるKomyの会社案内を、国際箸学会だからとうぜん英語でスピーチ。正しく聞き取られているか本人はヒヤヒヤだったようです(笑)

今日のルールと流れを説明しました。

・箸ピーの利き手のみで30秒の間、ピーナッツの移動数を競います。

・2人でチームになり代わりばんこで行います。

・1回戦の終了後にチームで改善案を考える。与えられた時間は3分。

・2回戦目はその改善案で勝負!

・4つのスコアの合計でチャンピオンチーム(優勝)を決定します。

準優勝、3位もありますが、時間の関係でセミナールームでの発表は優勝のみ。

ファミリールームでは3賞発表します。

今回は難しい制約は一切取り払いシンプルにしました。

「方法はおまかせ。箸でピーナッツを移動する」です。

(セミナールームでは、これが後にひと騒動を呼んだようです。じぇじぇじぇ!)


箸ピーKAIZENゲームのやり方をスピーチするもけもけ動画 ⇒ https://youtu.be/t07xqVW4E3k


青が所員用 赤がファミリー用の記録紙
青が所員用 赤がファミリー用の記録紙


ルールや一日の流れを一緒に聞いていたファミリーは、ここから隣の部屋へ移動です。

ぺけぺけと箸タイマー3名とKomy顧問の細川さんも一緒に移動。

ここから先のセミナールームの様子は分からなくなりますが、そんなこと思っていられない。。。目の前のファミリーたちに集中集中!Risaさんの長女Robinさんが私の日本語交じりの英語を翻訳してくれて、なんとか進行はオッケー?

いつものように

   Are you ready? (で、手は膝に)

      Get set! (お箸もってください)

        3、 2、 1、 Start!  (スタート)

4つの丸テーブル 16人の利き手(Dominant hand)が一斉に動きます

いいぞ~ Hurry,hurry 早く早く~~~

30秒なので、あっという間 Oh!とか Lostとか? 悲鳴もどきがあがる

そしてカイゼンタイム到来。

うっかり3分制限のタイマーをかけるの忘れたことに気づくと、ニコさんがちょっと遅れたけど計り始めてるよ~と助け船を出してくれました。

「Time E~nd おっしまい~」 で2回戦は各々のカイゼンされた箸ピーでスタートしました。

ははァ~ん、ピーナッツを揃えて挑むチームが2組。小さなこどもチームが箱のヘリに積み上げてるのを発見するや近づいて指さし、many,manyずるいーを連呼すると周りでクスクス笑い。密かにウケタとちいさく拳をにぎる(笑)


ファミリールームでの箸ピーKAIZENゲームの様子 ⇒ https://youtu.be/CB7dhH26jHg


ふだん箸を持ちなれていないのに、30個以上のスコアをたたき出す人もおり、思ったよりみなさんド真剣に取り組んでくれましたね~。

4つのスコアの合計に入るところで、私はセミナールームで行われるパネルディスカッションに加わるため、ファミリールームを離脱。ニコさんたちに表彰式をお任せしました。

聞くとセミナールームでは、さきほど伝えたシンプルルールのために、箸で箱をつかんで斜めしピーナッツを流し込むチームが300以上のスコアを出して優勝し、大ブーイングが起きてしまったとか。その後Risaさんの采配でクリーンな方法で最高スコアを出したチームとのダブル受賞となったそうです。インチキチームの出現でそれなりに盛り上がって楽しかったようで、アイスブレイクとしては成功なので、 ま、いっか。




ファミリールームでは優勝・準優勝・3位の表彰式ができました
ファミリールームでは優勝・準優勝・3位の表彰式ができました

このテーブルは「詰めホーダイ」に夢中
このテーブルは「詰めホーダイ」に夢中

ピラミッド完成~!
ピラミッド完成~!

パネルディスカッション終了後はファミリールームでコーヒーブレイクです。

お菓子やコーヒーを飲みながらみなさんワイワイがやがや。

家族でスコアや改善案の内容の確認なんかやってんのかな?それともこれからどこに出かけようか?とかなのか、とにかく楽しそう。英語わかんないから目が合うとEnjoy?Enjoy?を連発してましたが、この場でとてもいい拾い物をしました。

それは、バングラデシュ出身でウクライナのキーウ在住の所員から「ハシ(箸)」は、僕たちやインド圏の言葉では「笑う」を意味するんだよ、と。え~!これには笑いヨガの箸タイマーであるニコさん・うるちゃん・たまちゃんは大ビックリの大喜びなのでした。


わいわいガヤガヤ いろんな言語が飛び交っています
わいわいガヤガヤ いろんな言語が飛び交っています

箸技は継続することが大事。来年もどこかの国でやる大会のアイスブレイクに呼んでくれるかしら?まてよ...我々がわざわざ海外に行かずとも国内で行われる国際的なカンファレンスやセミナーなどのアイスブレイクに日本文化が楽しめる「箸技」は最適かも!

 

フッフッフッ 箸学会の地球デビューは近い! 

 

(「箸ゲーム」としてはこれまでに、アラスカ・カンボジア・シアトル等に訪れています)    



当日取材してくれた、文化放送のラジオパーソナリティー「アーサー・ビナード」さんと箸タイマーズでパチリ
当日取材してくれた、文化放送のラジオパーソナリティー「アーサー・ビナード」さんと箸タイマーズでパチリ

Risaさんを囲んでスタッフ一同でパチリ
Risaさんを囲んでスタッフ一同でパチリ

 


徳永武史(ぺけぺけ)
徳永武史(ぺけぺけ)

<この記事の執筆者>

2022年10月より、コミー(株)から国際箸学会に出向しています。コミーでは営業を担当していました。「箸タイム」購入者に向けて講習を行ったり箸技を広げる「箸タイマー」としてお手伝いをしています。

「ぺけぺけ」は、あだ名で呼び合う「笑いヨガ教室」に参加したときに自分で付けたあだ名です。同じく出向社員の横瀬さんが「もけもけ」に決めたので、私は反射的に「ぺけぺけ」にしました。





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