「積みピー」7個達成の偉業は、いったい誰が?
- 徳永武史(ぺけぺけ)

- 10月30日
- 読了時間: 3分
― クロスハート上郷・栄さん 訪問記 ―
記:箸タイマー ぺけぺけ(徳永)
昨年の夏から始めたスケッター。
*スケッターとは、お手伝いを求めている福祉事業所と、空き時間で誰かの役に立ちたいという地域住民をつなぐ互助のプラットフォームです(運営会社プラスロボさんのホームページより)
ん?改めてこの定義を読んでみると、私達箸タイマーは「地域住民」ではありません?いいのかな? 日本は狭いから、まァいっか。
今回はつい先日お訪ねした、社会福祉法人伸こう福祉会の「クロスハート上郷・栄」さんでスケッターした時のお話です。
今年5月に同じグループの「クロスハート幸・川崎」さんで行った「箸技レク」の終了後、担当の〝旅する介護福祉士″ぎんちゃんから「今度新しい施設がオープンするんだよ。ここの施設長のHさんはそちらに移動することになってま~す」と聞いていました。今回は嬉しくもそのHさんからのオファーで実現した「箸技レク」というわけです。
港南台駅からバス利用で向かいます。予めぎんちゃんからバス乗り場へのアプローチから時刻表まで丁寧な案内をもらっていました。おかげでスムーズにアクセス。緑がいっぱいの閑静な住宅街を進み、ちょっとしたバス旅行気分です。


そして、出迎えは歓迎ムード一色!明るくて笑顔が素敵なスタッフさん達の温かい空気に包まれました。実は施設長Hさんとは以前の幸・川崎時代にはお会いできていませんでした。ついにご尊顔を拝みます!いや~でっか!185㎝くらいあるのかなァ?でっかいだけではなく絵本作家・イラストレータの顔を持ち、「キになるジャン」という施設の行事、利用者さんやスタッフを紹介する月刊フリーペーパーを自作してしまう知的な大男なのでした。
数か月前に開設されたばかり、ピッカピカのまっさら!清潔で明るくて、もちろんHさんの特技であるイラストが、随所に飾られた素敵な空間です。


幸・川崎同様に、こちらも地域に開かれた施設です。今日のレクには、地元で生まれ育った若い女性も参加してくれました。総勢は20数名だったでしょうか。最高齢は90歳を超えた方ですが、その他に認知力が衰えた方もいらっしゃいました。進行レベルを手探りで探しながらかな?などと思いましたが、そんな杞憂はスタートして数秒でふっ飛びました。



ゲームに遅れたり、分からない方にはスタッフさんがピタリと寄り添い、一緒に参加してくれました。笑いあり、嘆息ありのいつもの「箸技」が展開していきました。
最後の積みピー(ピースを積み上げる単純な遊びですが、白熱します)のチャンピオンは、その前の詰めホーダイでも沢山詰め込んで優勝した車椅子のご婦人でした。W受賞にご本人も大喜びしてくれました。
そして受賞の権利を外されていた施設長Hさんが、みんなの熱視線を浴びて7個積み上げた時は大歓声が沸き起こりました。コレには箸タイマーも脱帽~(≧▽≦)
積みピー世界記録を更新してくれるのは、施設長Hさんかもしれませんぞ!



<この記事の執筆者>
2022年10月より、コミー(株)から国際箸学会に出向しています。コミーでは営業を担当していました。「箸タイム」購入者に向けて講習を行ったり箸技を広げる「箸タイマー」としてお手伝いをしています。
「ぺけぺけ」は、あだ名で呼び合う「笑いヨガ教室」に参加したときに自分で付けたあだ名です。同じく出向社員の横瀬さんが「もけもけ」に決めたので、私は反射的に「ぺけぺけ」にしました。



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