記:箸タイマー 徳永
■11月11日~13日、日本通所ケア研究大会に出展しました。
日本通所ケア研究大会は、広島県福山市に本社のある株式会社QOLサービスさんが主宰するセミナーと、小規模な展示会をミックスさせた催しです。
地元福山市の「文化センターふくやま」と「まなびの館ローズコム」というどちらも大きな建物に、今年は700人以上の介護職の方がお見えになりました(昨年はコロナの影響で参加者は約半分でした)。
【今年のテーマ】
2024年介護・医療・障がい分野の
同時改定に向けた展望と
選ばれる通所系サービスになるためには
QOLサービスさんは、デイサービス(通所介護)を運営されていますが、全国のデイサービスならみんな知ってる雑誌「月刊デイ」の出版社です。
「箸タイム」を全国に知ってもらうために昨年の大会から参加させてもらうようになりました。
■11日 まなびの館ローズコムにて
認定ラフターヨガティーチャー 櫻井 珠喜さん(通称たまちゃん)にプレゼンはお任せ!
開場10時半に間に合うようにブース設営を孤軍奮闘していると1便遅い新幹線でやってきた箸タイマー2号とたまちゃん。
お客さんがポツリポツリとやってきます。
いつものように「箸ピーゲームやりませんか~」とお声がけ。
そんなことを繰り返していたところに「箸タイム」にすごく感心してくれた男性が出現。
地元の病院のリハビリの先生でした。まなびの館の図書館に本を返しに来て、たまたま立ち寄ってくれたようでした。
さていよいよ、たまちゃんの箸技プレゼンの始まり始まり~♪
コンパクトにまとめたスライドを使いながら、箸タイムやたくさんの箸技を身振り手振りを交えて簡潔に紹介してくれました。
最後は数名の参加者と一緒に箸リンと箸ピーをやり盛り上がって終了しました。
参加者の中に、たまちゃんの知り合いで尾道から来てくれた「笑い文字普及協会」の方がいて、素敵な笑い文字ハガキをいただきました!イエ~イ!
■12日~13日 文化センターふくやまにて
「箸技」は、人間の心の奥に潜む「何か」を刺激し、集中・沸騰させる。
さあ今日からは箸タイマー1号の私ひとりきり。
テキパキとブースの準備をしていると、9時から始まる2階セミナー会場に次々にお客さんがやってきます。
QOLサービスさんの展示ブースを中心に全部で5社出展していますが、セミナー開始時刻が迫っているため、ほとんどの方が素通りしていってしまい…がっかり。
次のチャンスはセミナーが終了後の休憩時間。
しかし、昨日の会場のローズコムでもプログラムがみっちりあるらしく、セミナー終了後は移動用バスにあわただしく乗り込むお客さん。
また素通りか~…としょんぼりしていたその時、「あのぅ…遊んでみていいですか?」と声をかけてくれた方が2名。どうやら並べてあるものが気になってくれた様子。
デイサービスのセンター長さんと生活相談員の方でした。まず箸ピー30秒対戦で盛り上がっていただき、箸リンの複雑な動きや一人遊びの箸技をいくつか経験してもらいました。
「これひと箱買えば、今の遊びが全部できちゃうんですか?」というので、「その通り!お買い得―♪」と強調すると、なんとひと箱お買い上げ。ありがとうございます!
そして次のひと言がうれしかった。
「出雲からやって来た甲斐あったね!」「そうですね、大収穫ですね」
せっかく出雲から来ていただいているので「そげですね、大収穫だがね」と言ってもらいたかったなァ。全国津々浦々から人が集まってくるこの大会は、ローカルカラーも楽しみのひとつです。
その後も、セミナー時間に空きがある方がポツリポツリとブースを目指してやって来てくれました。
他のブースではITを使った業務改善型の提案をしており、施設にとっては問題解決につながる役に立つものばかり。こちらは超アナログの「箸技」。
でも、人間の心の奥に潜む「何か」を刺激し、集中・沸騰させる素晴らしさに胸を張っていることができる。
幸せなんだナァこれが!
翌日も同様に立ち寄る人は少なく、ヒマなもんだからリン回しや積みピーで遊んでいました。積みピーは自己記録をなんと2個も更新したから、いかにヒマな時間帯が多かったことか…
そういえば昨日「さっきから気になってしょうがないのですが、何やってんですかコレは?」とブースに近づいてくる人がいました。デイサービスの男性で「明日は何時までいるの?現場の人間を寄こすからやって見せてもらえませんか?」と言ってくれた方がいらっしゃいましたが、大会の終了時間が近づいても、いらっしゃる様子がありませんでした。
そして終了~~。片づけ始めていると、あらら~ 昨日の方が言っていた現場の管理者さんがやって来てくれました。一緒に箸ピーや箸リンをやってもらっていると2名の部下も合流。「この2人にも、私にしたように説明してもらえませんか」
まわりでは片付け真っ最中「お先に失礼します―」の音声もキャッチしながらフルコースで「箸技」の説明をさせていただきました。
そして4セットをお買い上げ。うれしいなァ
疲れも吹っ飛びま…いえ、やっぱり疲れました。
セミナー終了時刻が夜の7時なんていう日もありました。
しかし、福山と言う落ち着いた雰囲気の町に滞在でき、食も味わい、なんといってもまた「箸技」のファンが増えた充実した3日間でした。
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