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「すごいぞ!防府 秋の大イベント 2025」 JALフェス 訪問&参画報告書

  • 執筆者の写真: ブログ編集部
    ブログ編集部
  • 1 日前
  • 読了時間: 5分

報告者:国際箸学会 文化部部長 鎌倉ヨシオ

イベント名: すごいぞ!防府 秋の大イベント 2025 JALフェス

開催日:2025年11月8日(土)、9日(日)

開催場所:山口県 防府市 毛利氏庭園内 にて

主催: 山口県防府市

 

主催者およびイベント関係者:

防府市長 池田 豊 様

防府市  産業振興部 部長 杉江 純一 様

防府市  文化スポーツ観光交流部 部次長 田村 裕之 様

防府市  観光コンベンション協会 専務理事 兼 事務局長 犬塚 要二 様

公益財団法人 毛利報公会 毛利博物館 館長 紫原 直樹 様

日本航空 客室本部統括マネージャー 天野 由賀里 様

 

国際箸学会 参加者:

国際箸学会 会長 小宮山 栄

国際箸学会 文化部部長 小宮山 義雄 (鎌倉 ヨシオ)

 

1. 参加の目的

国際箸学会は、地域社会とのつながりを深め、箸に関する様々な取り組みを一般の方々にも広く理解していただくことを目的として、すごいぞ!防府 秋の大イベント 2025 JALフェスの共同参画において、箸タイム(箸ピー・ゲーム)を開催しました。

 

防府市主催の当イベントは、地域における産学官民の交流を目的に毎年開催(今回6回目)されており、地元の教育機関、企業、自治体、各種団体などが多数参加する、二日間にわたる大規模な催しです。

国際箸学会としては、これまで継続的に出展(今回3回目)を行っており、今年も例年同様、箸ピー・ゲームを参加者に楽しんでいただけるイベントを実施しました。

このような機会を通じて、関係都市との接点を持つとともに、国際箸学会の社会的認知度を高め、将来的な協業や箸ゲームの研究発展のきっかけを得ることを期待しています。

 

2. イベントの概要

今年の「すごいぞ!防府 秋の大イベント 2025」も、防府市内の3カ所の施設にて開催されました。

国際箸学会の会場となった毛利氏庭園内では、あいにく小雨が降っており、屋外での催しは一部制限されましたが、会場内は終日活気に満ち、多くの来場者で賑わいました。イベント会場になった毛利博物館の館長(紫原 直樹様)には、備品(机、椅子など)の提供&設置で、大変お世話になりました。


防府市主催者の皆さん&JAL天野さんと
防府市主催者の皆さん&JAL天野さんと

各団体のブースでは、子どもから大人まで楽しめる体験型展示(クレーン車、消防車、救急車などのはたらく車)や、地域産業(マツダ車の展示)、給水車の展示紹介などが行われており、地域一体となった盛り上がりを見せていました。


室内会場となった毛利博物館(背景建物)&働く車の展示場(一瞬の晴れ間に撮影)
室内会場となった毛利博物館(背景建物)&働く車の展示場(一瞬の晴れ間に撮影)

国際箸学会のイベント会場(今年は室内開催)では、箸タイム(箸ピー・ゲーム)を中心に参加者の皆さんに楽しんでもらいました。

来場者からは「この取り組みをもっと広げてほしい」、「毎年楽しみにしている」、および「すごく楽しかった」といった声が多く寄せられ、継続的な参加の意義を改めて実感いたしました。また、参加者との対話を通じて、国際箸学会の活動内容や箸ゲームの効能への理解を深めていただく良い機会となりました。なお、今回の開催も、日本航空協賛(天野 由賀里マネージャー様)との共同イベントとして、相互にサポート&協業することができ、大変お世話になりました。


CAさんによる箸ピーゲームのエキジビジョン風景
CAさんによる箸ピーゲームのエキジビジョン風景
同上(JALさんのイベントと同室会場)
同上(JALさんのイベントと同室会場)

 

3. 当日の様子・反応

イベント開始直後から多くの方が来場し、箸ゲームのテーブル席には常に人だかりができるほどの盛況ぶりでした。

特に、子ども連れの家族、高齢者のグループなどの来場者からは強い関心が寄せられ、箸ゲームへの参加を通じて、とても楽しかったなどの感想が語られて、興味の高まりを感じました。結果として、このような交流は、国際箸学会にとって新しいネットワーク形成の貴重な機会となりました。なお、当日には、防府市長(池田 豊氏)をはじめ、防府市 文化スポーツ観光交流部 部次長(田村 裕之氏)など主催者の方々も、昨年同様に箸ゲームの会場を訪れてくださり、国際箸学会会長(小宮山栄)との再会に話が盛り上がりました。


室内のイベント会場での防府市長池田氏&観光交流部部次長田村氏と小宮山会長&鎌倉(筆者)
室内のイベント会場での防府市長池田氏&観光交流部部次長田村氏と小宮山会長&鎌倉(筆者)

 

4. 所感および気づき

本イベントを通じて、以下のような点に気づきや学びがありました。

  • 継続的な出展によって、地域との信頼関係が深まり、国際箸学会の存在が定着しつつある。

  • 一般参加者との対話を通して、箸ゲーム活動により「わかりやすく伝える力」の重要性を再認識した。

  • 他団体の展示からも、情報発信の工夫やプレゼンテーション方法について多くの示唆を得ることができた。

  • 雨天により屋外展示が制限されたものの、室内展示の質の高さや柔軟な対応力が来場者の満足度につながった。

 

5. 成果と課題

成果としては、次の項目がありました。

  • 一般市民および関連団体への国際箸学会の認知度向上

  • 他出展者との新たな交流・連携のきっかけ創出

  • 協業団体の参加若年層へのアプローチ強化

 

一方で、課題としては、下記の項目があります。

  • 箸ゲームの進行やデモンストレーションの頻度の向上

  • 雨天等の不測の事態に備えた展示計画の柔軟性強化

  • 来場者からのフィードバックを体系的に収集・分析する仕組みの構築

などが今後の検討事項として挙げられます。

 

6. 今後の展望・提案

今後も本イベントへの継続参加を通じて、地域社会や他団体との関係をさらに強化していきたいと考えています。

また、展示内容の充実を図るため、次回に向けて以下の取り組みを検討します。

 

  • イベント内容をよりわかりやすく伝えるための映像・パネル資料の追加&改良

  • 来場者参加型の体験企画の種類を増やす

  • 他学会・企業との合同展示によるシナジーの創出

  • 国際箸学会会員の参画促進によるイベント活動の活性化

これらを通じて、国際箸学会の社会的貢献をより明確にし、イベント全体の価値向上に寄与できるよう努めます。

 

7. まとめ

今回の「すごいぞ!防府 秋の大イベント 2025」への参加は、例年以上に充実した内容となり、多方面で成果を得ることができました。

地域とのつながりを維持しつつ、新たな発展の可能性を見出す場として、今後も本イベントへの積極的な関与を継続していくことが重要です。国際箸学会としても、今後の活動展開の中で得られた知見を活かし、より一層の社会貢献を目指していきます。

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