けんこうかんソレイユ様 現場レポート

更新日:7月7日

記:箸タイマー 徳永・横瀬


■2022年4月14日、(株)リソスフェアさんが運営する「けんこうかんソレイユ」を訪問しました。

(株)リソスフェアさんとの出会いはCareTEX東京2022という展示会場でした。

「箸タイム」をご購入いただいた後、どのように使われているのか気になり、初めてお訪ねしたのが4月14日でした。


(株)リソスフェア様のご紹介

千葉県我孫子市にて、2013年に「けんこうかんソレイユ」を、2019年に「けんこうかんラ・テール」を開設。代表の芦川さんは元プロボクサーという異色の経歴の持ち主。その芦川さんの経験と知識を活かした身体トレーニングを中心に据えた、明るく活気あふれる通所介護施設を運営されています。


■開放的で明るい室内にびっくり

まず建物の素晴らしさに驚きました。内装に檜や杉がふんだんに使われ、木の香りに包まれて、ここに居るだけでセラピー効果を味わえます。我孫子駅からも近く、住宅街の中なのですがとても閑静でリゾート地のような雰囲気でした。

大きな窓と高い天井で開放感溢れるフロア

そんな環境の中、30人近くの方がフロアで過ごされていました。半数近くの方がトレーナーのもとで全身を使った体操を行い、他の人は計算ドリルなどの脳トレと「箸タイム」をやっていました。


その日は、「箸リン」のリングで積み木のように遊ぶ「ゆきだるま」や「斜塔」がブームになっているようでした。

「斜塔」ほら、完成!

その時、「面白いから、個人でも購入したいの。希望者を募ってみて連絡すればいいのかしら?」と、うれしい言葉が飛び出しました。


後日、ソレイユさんを通じて、5人ほどの方からの購入連絡がありました。更に後日、「ひとりで5つ追加購入したいという人がいる」という情報が飛び込んできました!


■6月2日再訪。個人で6つも購入した理由と、それぞれの素敵な背景

なぜ追加で5つも買っていただけたのだろう?大家族で対戦でもするのだろうか?

2か月余り経った今、真相を究明すべく箸タイマー2人でノコノコやって来たというわけです。

 

到着すると、保健体育の教諭免許も持つ生活相談員の鈴木さんから真っ先に紹介されたのが、個人で6つ購入されたAさん。早速理由をお聞きしました。


「とっても気に入ったので、自分だけではなく仲良しの友達の誕生日にプレゼントするために買ったんですよ。パーツや箱のデザインもとても綺麗なのですぐ思いついたの」という、なんともうれしい購入理由をお聞きし、舞い上がる私たち箸タイマー。

 

この日は「箸ピー」をやっていたテーブルがあったので、近寄ってみると「私は、毎日5分間で何回往復できるかやっていますよ。家でも特訓していますから」と素敵な笑顔で声をかけてくれたのがBさん。


詰めホーダイSSリングの世界記録に挑むBさん

それならとスマホのストップウオッチで1分間計測開始。箸ピー右手はなんと78個!

自主トレの成果がバッチリですね~。

続けて隣のCさんにも箸ピーに挑戦していただきました。

初めて1分ゲームに集中するCさん

お歳を聞いてびっくり仰天。Cさんは92歳、Bさんはなんと来月で94歳。

体の動き、肌のつや、はっきりとした言葉遣いからはあまりに想定外の年齢に驚きました。

こんなに綺麗でお元気な92歳と94歳がいらっしゃるとは!(写真左:Cさん、右:Bさん)

お二人とも太平洋戦争時代は多感なお年頃。

Bさんは横浜の軍需工場に勤労奉仕で木製の飛行機の翼を作っていたので、B29の激しい空襲に見舞われたそう。

Cさんも今のウクライナの報道を見ると、戦争体験を思い出し、いたたまれなくなるといいます。


「あの時代はおやつなんて贅沢や、今のようなオシャレは出来なかった。今は本当にいい時代だ」と口を揃えておっしゃっていました。


向かいの席に座っていたDさんは、手術後に左手が疲れるので使わないでいたら、家事がどんどんできなくなり、とうとう動かなくなってしまったそう。


そこで毎日、右手左手で50個のピーナッツ移動のトレーニングをしているとのこと。


「最初は箸がまったく開けなかったのが、今ではピーナッツをつまめるようになり、少しずつできるようになっているのが分かって、すごく楽しい」と言っていました。


今後はご主人と一緒にやっていきたいので「どうやって誘えばやってくれるか考え中」と笑顔で話してくれました。

手術後、ほとんど動かなくなっていた左手の指先が 「今はほら!こんなに開き、ピーナッツもつかめるようになった」と喜ぶDさん。

■友達といるのが一番。ここに来ればみんなに会える

「あ~…」と悔しがる声が聞こえたので、そちらを見てみると、積みリンで「斜塔」をやっているお二人がいました。

完成手前で崩れると本当に悔しそうで、失礼ながら笑ってしまいました。

あとひとつ...、慎重に!慎重に!

重心が今どこにあるかを予想するのが面白い、という2人

「重心はここらへんかな?と思ってリングを置く位置を試行錯誤するのが、すごく面白い」と言ってくれました。また、「友達といるのが一番。ここ来れば会えるので元気になる」と口々に話されていました。


テーブルを回っておしゃべりを楽しんだ、あっという間の1時間半でした。

「箸タイム」が会話のきっかけや、機能回復のお役に立っていることが改めて確認できました。


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