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受験作文個別指導の「あおぞら作文教室」さんが「箸タイム」を正式カリキュラムに導入!


~短時間で生徒のやる気うながし! 集中力向上に寄与か?~


記:箸タイマー ぺけぺけ(徳永)


えッ、箸タイムが正式カリュキュラムに!

昨年の現場レポートで紹介させていただいた、あおぞら作文教室さんにまた行って来ました。


代表の眞野さんより「箸学会の法人会員になります!」という電撃的なメールを受信して、ど、どどどどど~したんだろうと電話したりメールしたり。


すると、箸タイムを正式にカリキュラムとして授業に組み込んだという話まで飛び出しました!

やった~うれしいなァ。


どんな授業なんだろうと、さっそく授業参観を申し込みました。

あおぞら作文教室さんの五反野本校

前回のブログはこちら⇒https://www.kokusai-hashi.org/post/220806


(株)立命 あおぞら作文教室様のご紹介

五反野本校、南千住・築地・早稲田・用賀・浜町に教室を持ち、生徒数は小学生と中学生合わせて200名を超える。作文を中心に据え、“本当の「学び」は「遊び」の中にある”という独特な哲学を持つ学習塾です。進学の個別作文指導なども行われています。

HPはこちら⇒http://sakubuncafe.com/



夕方4時半~6時の小学校低学年のクラスで、ラストに箸タイム授業を見学できる日をロックオン!


たったの20分の授業だというのですが、興味深々。

作文授業も参観できるようちょっと早めに行きました。


当日、眞野さんは眞野先生になり、オンライン授業の真っ最中。

その奥のスペースで、ようこ先生の授業が行われていました。


児童は、小学3年生の女の子が3人と小学4年生の男の子の4人です。机の上に何冊か本が積まれており、ようこ先生が厳選されたもののようでした。

ホワイトボードに書かれた文字から、今日は読書感想文の授業のようです。


ようこ先生の「読みやすいと、書きやすいは違うヨ」とか「もうちょっとステップアップした本を選ぼうか」などの声掛けに、児童は思い思いの反応で答えます。

机に倒れこんだり(笑)


本のリストはあらかじめ親御さんにも連絡してあるみたい。

「かあちゃん取扱説明書」や「カラスのいいぶん」という面白いタイトルの本を勧める理由などを話されています。


やがて、2人の女の子は選ばれた本を読み始め、残りの2人は何かを書き始めました。


ようこ先生とのやりとりから、寝てる時に見た夢の話を書いているのかなと想像しました。

ようこ先生の生徒のあしらい方、いえ、やさしさに満ちた受け流し、アレ?これも変か。机をくるくる回りながら一人一人に対応する姿は、巧みに猛牛をあしらう闘牛士に近いものを感じました。


ホームページの講師紹介でようこ先生のプロフィールを見ると、心理学を学ばれたカラーセラピスト。強みはポジティブ&寄り添い受容力とあります。な~るほど。


箸タイムを生徒自らがすすんで並べる姿に感動!

5時40分から、いよいよお箸の時間「箸タイム」。

4人分のセットをひとりの女の子がかわいらしい動作で机に並べ始める姿に思わず、やった~♪とうれしさがこみあげます。感激~!


もう何度か授業で体験済みなのか、みんなのやる気満々の姿にも箸タイマー大大感感激激!!


どうやら箸ピーゲームが始まるようです。1分勝負ではなく、30秒で右手と左手をやりますよ。よ~い、スタート!

箱の配置は左右逆の子もいましたが、きっと個人任せなのでしょう。やりやすい方を選んでいるのかもしれないので口は挟まず。


また、正式にはルール違反だけれど、男の子は箱の中のピーナッツの配置を変えることで効率が良くなるかなど工夫し始めました。


ガンバレガンバレーと箸タイマーも掛け声で参加です。


これは、大接戦!左手でだれでも逆転のチャンスありです。

1回目終わってホワイトボードにそれぞれの成績をようこ先生が書いていきます。

まだ時間があるようで「じゃあ、もう一回やりましょう!」


男の子は今度もピーナッツの配置を変えてチャレンジ。試行錯誤が楽しくてしょうがない様子。2回目の左手・右手も終わって書き足される数字に一喜一憂している姿がまたかわいらしい。

移す箱の間近にピーナッツを積み上げる男の子
箱の配置は思い思い…

今度はどうだろう?と次々にスタート時の配置を試してみる!
フツウが一番早いかも(笑)

まもなく50個達成か?それともまだ4個か?

大接戦の結果発表!

たった20分間だけど、みな集中して取り組んでくれました。

ありがとう~!


その後、眞野さんと近所の居酒屋でおしゃべりが大爆発!

子どもたちを取り囲む環境がITを使ってどんどん便利になる反面、自然や土に触れる時間がどんどん奪われて行くことに危惧を抱いています。


コロナ禍が終わっても全学年にタブレットを支給して、オンライン形式の授業がまん延していますが、脳の発達を阻害すると東北大学医学博士・川島教授は警告を発しています。


眞野さんも私たち箸タイマーもアナログ大好き。箸タイムの効能にデジタルデトックス!それいいんじゃないと眞野さんは太鼓判を押してくれました。


 

徳永武史(ぺけぺけ)

<この記事の執筆者>

2022年10月より、コミー(株)から国際箸学会に出向しています。コミーでは営業を担当していました。「箸タイム」購入者に向けて講習を行ったり箸技を広げる「箸タイマー」としてお手伝いをしています。

「ぺけぺけ」は、あだ名で呼び合う「笑いヨガ教室」に参加したときに自分で付けたあだ名です。同じく出向社員の横瀬さんが「もけもけ」に決めたので、私は反射的に「ぺけぺけ」にしました。


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